未来につなぐために~赤浜 震災から7年

Fight for the Future〜7 Years after the Earthquake

小西晴子

日本/52分/2018年

川口と蓬莱島北上山系からの豊かな水が湾に注ぎ、海と生きてきた漁師町、岩手県大槌町。2011年3月、東日本大震災による22メートルを超える大津波と火災で町は壊滅した。国と県は、津波対策として、高さ14.5メートルの巨大な防潮堤の建設を大槌町に提示。川口博美を長とする赤浜地区の住民は、「自然にかなうものは何もない。どんな防潮堤をつくっても人間がつくったものは必ず壊れる。防潮堤にはもう頼らない」と決議し、巨大防潮堤を拒否した。その後、全国で行われる土木事業のため、被災地の住宅建築費は2倍になり人口は流出。住民の生活再建は遅れ、赤浜には試練が続く。それでも、後世のためにと思う心意気が、海の見える集落を再生させた。国の施策と対比させながら、自然を受け入れて生きていく覚悟を川口博美の目を通して描く。
作品名(日本語) 未来につなぐために~赤浜 震災から7年
作品名(英語) Fight for the Future〜7 Years after the Earthquake
作品名(オリジナル言語) 未来につなぐために~赤浜 震災から7年
監督名・製作代表者名(日本語) 小西晴子
監督・製作代表者名(オリジナル言語) 小西晴子
監督・略歴 土本典昭、黒木和雄、原一男などを追ったTVシリーズ「ドキュメンタリスト」を制作。映画「Little Birds イラク 戦火の家族たち」(2005年 綿井健陽監督、ロカルノ国際映画祭人権部門最優秀賞)を企画し、イラク戦争の10年を描く「イラク チグリスに浮かぶ平和」(2014年 綿井健陽監督、FIPA Young Europeans Jury Special Prize受賞)をプロデュース、アルジャジーラドキュメンタリーチャンネルで放送。映画「赤浜ロックンロール」(2015年5月)を監督し、継続してTV番組「民意のゆくえ~東日本大震災から5年」(2016年3月)、「未来につなぐために~赤浜震災から7年」(2018.3月)を制作、放送。東北での撮影を継続中。最新作として「Eucated to Die(死ぬための教育/仮題)」を制作している。
製作年(作品完成年:西暦) 2018
製作国 日本
上映時間(分) 52分
画角(フレームサイズ) (ビデオ)16:9
カラー
上映可能フォーマット BD
主な撮影地 日本
主な撮影時期 2011年8月5日〜2018年3月1日
主な被写体人物名(登場人物) 川口博美、阿部力、小豆嶋映子
使用言語 日本語、
字幕の言語 英語、
初公開年月日(西暦) 2018年3月11日
初公開国 日本
日本での初公開年月日(西暦) 2018年12月
上映実績(映画祭、商業上映など) 東京ドキュメンタリー映画祭(2018年12月)
製作スタッフクレジット 撮影:小西晴子、古戸英彦、山内大堂、辻井潔
編集:濱口文幸記念スタジオ/安岡卓治、川久保直貴
音楽:Norishige+Ria
その他:整音:濱口文幸記念スタジオ/安岡卓治、川久保直貴
製作者名(日本語) ソネットエンタテインメント
配給会社あるいは上映担当者名
(問い合わせ窓口)
ドキュメンタリーアイズ
作品に関する公式ウェブサイト
ウェブサイト以外の
オンライン・アクセス
https://www.facebook.com/FORMIRAI/
過去YIDFFにおける本作品の上映 YIDFF 2019
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