赤浜ロックンロール

Akahama Rock'n Roll

小西晴子

日本/90分/2015年

赤浜Rock'n Roll海と生きてきた誇り、ふるさと再生への意地を描く
弁天様を祀る蓬莱島が浮かぶ町、岩手県大槌町の赤浜で生まれたロックを愛する漁師 阿部力(つとむ)は「漁師は水揚げしてなんぼ」と、海で体をはってきた。2011年3月、最大22mの津波と火災により、死者・不明者1280余人、町の85%が喪失した。半年後、国と県は、5階建てビルと同じ、14.5mの高さの巨大防潮堤で海岸線を囲う復興計画を決める。「海が見えねえじゃねぇか!」そんな中、赤浜の住民は巨大防潮堤に反対の声をあげる。「人間が作ったものは壊れる」津波で家族を亡くした“赤浜の復興を考える会”会長の川口博美は国の提案を拒否。「自然をないがしろにして復興はない」と阿部は、手間ひまかけて育てたワカメ、昆布、ホヤ、牡蠣を、消費者に届けることに心血を注ぐ。自然を抑え込む発想とは違う共に歩む知恵。ここに、わたしたちの進むべき未来もある。
作品名(日本語) 赤浜ロックンロール
作品名(英語) Akahama Rock'n Roll
作品名(オリジナル言語) 赤浜ロックンロール
監督名・製作代表者名(日本語) 小西晴子
監督・製作代表者名(オリジナル言語) 小西晴子
監督・略歴 ソネットエンタテインメント(株)ドキュメンタリストプロジェクト室室長。2003年から、土本典昭、黒木和雄、原一男など日本のドキュメンタリストを追ったシリーズ「ドキュメンタリスト」を制作。2004年9月、制作した番組「ドキュメンタリスト 綿井健陽~The Little Birds バグダッドの父と子の物語」を、2005年に映画『Little Birds イラク 戦火の家族たち』(2005年/綿井健陽監督)として公開。企画者として参画。このシリーズから映画になったものは、『ガーダ パレスチナの詩』(2006/古居みずえ監督)、『大きな家 タイマグラの森の子どもたち』(2009/澄川嘉彦監督)など。2012年から海外との共同制作を企画し、2014年プロデュースしたドキュメンタリー映画「イラク チグリスに浮かぶ平和」(綿井健陽監督)が、2015年1月フランスで開催されたFIPA(Festival International de Programmes Audiovisuels)で、Young Europeans Jury Special Prizeを受賞。 2015年に公開した映画「赤浜ロックンロール」は、初監督作品。2016年に、プロデュース作品「アトムとピース~瑠衣子長崎の祈り」を公開。2017年現在、「赤浜ロックンロール」の続編を制作中。
製作年(作品完成年:西暦) 2015
製作国 日本
上映時間(分) 90分
画角(フレームサイズ) (ビデオ)16:9
カラー
上映可能フォーマット BD
主な撮影地 岩手県大槌町
主な撮影時期 2011年8月1日ー2015年3月
主な被写体人物名(登場人物) 川口博美、阿部力
使用言語 日本語、
字幕の言語 英語、
初公開年月日(西暦) 2015年5月2日
初公開国 日本
日本での初公開年月日(西暦) 2015年5月2日
上映実績(映画祭、商業上映など) ケイズシネマ(2015年5月〜)
製作スタッフクレジット 撮影:古戸 英彦、小西晴子
編集:辻井潔
その他:音響構成:渡辺 丈彦、構成協力:澄川嘉彦、エンディングテーマ曲「その先の明日へ」:THE STREET BEATS
製作者名(日本語) 小西晴子、安岡卓治
配給会社あるいは上映担当者名
(問い合わせ窓口)
太秦株式会社
作品に関する公式ウェブサイト http://www.u-picc.com/akahama_rocknroll/
ウェブサイト以外の
オンライン・アクセス
http://www.facebook.com/AkahamaRocknRoll/
過去YIDFFにおける本作品の上映 ありません
このページのトップへ