放射能

radioactive

舩橋淳

日本/35分/2014年

福島第一原子力発電所の事故により、全町避難を余儀なくされた福島県双葉町住民が、いかに放射能と向き合っているのかを描いた短編ドキュメンタリー。
福島全県民への被ばく調査が遅々として行われない中、双葉町民へ「健康県民管理ファイル」が県から配布され、放射能の安心教育が進められてゆく。一方、双葉町はホールボディカウンター(WBC)を導入し、独自の健康調査を始めた。
検査でどれだけの数値が出るかが当初、問題と思われていたが、実は放射能による被害とはそれだけではなかった・・・
人間の五感では感知不可能な放射能について、その本当の被害とは何かを問いかける。
本作は、2014年秋公開の 「フタバから遠く離れて 第二部」のスピンアウト作品として制作された。愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品第22弾。
作品名(日本語) 放射能
作品名(英語) radioactive
作品名(オリジナル言語) 放射能
監督名・製作代表者名(日本語) 舩橋淳
監督・製作代表者名(オリジナル言語) 舩橋淳
監督・略歴 1974年大阪生まれ。東京大学教養学部表象文化論分科卒業後、ニューヨークで映画を学ぶ。デビュー作『echoes』(2001年)が、「アノネー国際映画祭」(仏)で審査員特別賞と観客賞を受賞。第二作『Big River』(2006年、主演:オダギリジョー)は、「ベルリン国際映画祭」「釜山国際映画祭」でプレミア上映。東日本大震災で町全体が避難を余儀なくされた、福島県双葉町とその住民を長期に渡って取材したドキュメンタリー『フタバから遠く離れて』(2012年)は国内外の映画祭で上映。2012年キネマ旬報ベストテン第7位。著書「フタバから遠く離れて 避難所からみた原発と日本社会」も出版される。劇映画『桜並木の満開の下に』では被災地を舞台に物語を展開し、ジャンルを越えて、震災以降の社会をいかに生きるかという問題にアプローチしている。2013年にはドキュメンタリー「小津安二郎・没後50年 隠された視線」(NHK放送)。最新作は「フタバから遠く離れて 第二部」(2014年11月公開予定)
製作年(作品完成年:西暦) 2014
製作国 日本
上映時間(分) 35分
画角(フレームサイズ) (ビデオ)16:9
カラー
上映可能フォーマット BDHDCAMDVD
主な撮影地 埼玉県、福島県
主な撮影時期 2012年8月 〜 2013年8月
主な被写体人物名(登場人物) 福島県双葉町の方々
使用言語 日本語、
字幕の言語 日本語、
初公開年月日(西暦) 2013年12月
初公開国 日本
日本での初公開年月日(西暦) 2013年12月8日
上映実績(映画祭、商業上映など) 独オーバーハウゼン国際短編映画祭など海外40の映画祭。国内オーディトリウム渋谷他全国公開。日本各地で現在も自主上映中。
製作スタッフクレジット 撮影:舩橋淳・山崎裕
製作者名(日本語) 橋本佳子
配給会社あるいは上映担当者名
(問い合わせ窓口)
ドキュメンタリージャパン/橋本
作品に関する公式ウェブサイト http://nuclearnation.jp/jp/radioactive/
ウェブサイト以外の
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