福島のあとの世界

The World after Fukushima

渡辺謙一

フランス/86分/2013年

この作品は、現在のいくつかの大陸で撮影された、われわれの文明の状態に関する大規模な調査映画である。災害、自然の脅威、原子力文明、人間の責任、国家、そして工業化社会の現状についての高まる意識に関する問いで構成されている。これは、福島の避難者(農家、家族、技術者ら)の声や、政治理論家、哲学者、作家、科学者、社会学者や歴史学者の人々の考えを聞く、合唱的な映画なのだ。
この惑星の全ての不安を結晶化した環境災害であり人災である「福島」が、この調査の出発点である。なぜならそれが、不十分な制御システムの矛盾を象徴しているからだ。
作品名(日本語) 福島のあとの世界
作品名(英語) The World after Fukushima
作品名(オリジナル言語) Le monde apres Fukushima
監督名・製作代表者名(日本語) 渡辺謙一
監督・製作代表者名(オリジナル言語) Watanabe Kenichi
監督・略歴 1951年埼玉県生まれ。ドキュメンタリー映画制作を行う日本大手の岩波映画製作所(東京)で助監督としてのキャリアを歩み始めた。1983年彼の作品が文化庁に認められ、奨学金でパリのシネマテーク・フランセーズで1年間の研修を受ける。帰国後日本の専用テレビネットワーク向けにいくつものドキュメンタリー映画を制作し、映像制作会社インターボイスでプロデューサーとしても活躍。1993年からは地政学的、社会的、文化的と多様なテーマのドキュメンタリー映画をNHKでいくつも手がけた。1997年にはフランスに活動の場を移し、パリにKAMIプロダクションを立ち上げた。その頃からアルテやフランステレビ、フランスの2つのテレビネットワーク、NHKとの共同製作で社会的、歴史的ドキュメンタリーを発表している。
製作年(作品完成年:西暦) 2013
製作国 フランス
上映時間(分) 86分
画角(フレームサイズ) (ビデオ)4:3
一部カラー
上映可能フォーマット DVCAM
主な撮影地 日本、フランス、ドイツ
主な撮影時期 2012年4月 〜 2012年7月
主な被写体人物名(登場人物)
使用言語 英語、
字幕の言語 日本語、フランス語、ドイツ語
初公開年月日(西暦) 2013年3月
初公開国 パリ(フランス)
日本での初公開年月日(西暦) 2013年3月
上映実績(映画祭、商業上映など)
製作スタッフクレジット 脚本:渡辺謙一
撮影:エマニュエル・ヴァレット
編集:Fabrite 
録音:S. Soadur
音楽:Couller
ナレーター:ミカエル・フェリエ
製作者名(日本語) クリスティーヌ・ワタナベ
配給会社あるいは上映担当者名
(問い合わせ窓口)
作品に関する公式ウェブサイト
ウェブサイト以外の
オンライン・アクセス
過去YIDFFにおける本作品の上映 ありません
このページのトップへ